豊洲市場に侵入し、養殖魚の餌にするために集められた魚のあらを盗んだとして、中国人の女が逮捕されました。女は、飲食店を経営していて、あらを店で提供していたとみられています。 警視庁によりますと呉華維容疑者は、今月21日の深夜、東京・江東区の豊洲市場に侵入し、魚のあら、およそ30キログラム、時価210円相当を盗んだ疑いが持たれています。 魚のあらは、養殖魚の餌として加工するために集められたもので、呉容疑者が、自転車で現場からあらを持ち出す様子が防犯カメラに映っていたということです。 呉容疑者は、市場近くで飲食店を経営していて、調べに対し、「調理すればまだ食べられると思って持ち出した。カマ焼きにしてお客さんに出した」と容疑を認めているということです。