不祥事相次ぐ鹿児島県警「危機感が欠落」 処分を重くすることも検討

県警は定例会見を開き、相次ぐ不祥事の原因を「危機感が欠落している」と不祥事が相次ぐ原因を説明し、職員への処分を重くする考えも示しました。 【鹿児島県警 岩瀬聡本部長】 「(一部の職員は)取り組みに対する意識や県警が置かれている現状への危機感が低い、欠落しているという状況にある」 県警では、去年警察官が3人逮捕されるなどの事態を受け、去年8月から再発防止対策に取り組んでいます。 しかし、その後も幹部による情報漏えいや他人の下着を撮影しようとしたとして先月、巡査長が懲戒処分となるなど、今年の懲戒処分の人数は去年を超えています。 県警は「県民の信頼を回復するに至っていない」として、再発防止対策の見直しを今月発表しました。 28日の定例会見で不祥事を起こした職員に対する処分を従来よりも重くする考えを示しました。 【鹿児島県警 安達裕也警務部長】 「県警が全職員をあげて再発防止対策に取り組む中で性的事案に限らずですけど非違事案を起こすこと自体が処分を重くする一要素、事由になると思っている」

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