(CNN) 香港のマンション群で発生した大規模火災による死者の数が128人に増える中、当局は28日、今回の火災を巡り新たに8人が逮捕されたことを明らかにした。200人の行方が依然分かっていないという。 香港・大埔の公営住宅で26日に発生した火災は急速に延焼し、人々が建物の中に閉じ込められた。死者数はさらに増える可能性が高いと当局が警告する中、焦点はここ数十年で最悪の規模となった火災の原因究明に移りつつある。 消防トップによると、火災後に行われた調査の結果、マンション群の8棟すべてで火災警報器が「機能しない」状態だったことが確認された。火災当日に警報システムが作動していたかは不明だが、住民はこれに先立ちCNNの取材に、建物の警報が鳴らなかったと証言していた。 消防トップは「この点について法執行措置を取ることになるだろう」と説明した。 香港の汚職取締機関は28日、進行中の捜査の一環で8人が逮捕されたと発表。メンテナンス工事について助言していたコンサルタント会社の取締役2人、工事の監督を担っていたプロジェクト責任者2人、足場工事の下請け業者3人、仲介者1人だという。 当局はこれより前の27日、「重大な過失による過失致死」の疑いで建設会社の社員3人が逮捕されたと明らかにしていた。 香港警察によると、3人はいずれも28日に保釈を認められ、12月上旬に警察に再出頭するよう求められている。 今回の火災は、通常は安全面の実績や建築基準に優れる高層ビル都市の香港に衝撃を与えている。