10億円を超える土地を所有する会社の株主権をめぐる事件で、会社の登記を不正に書き換えたなどとして、“稀代の詐欺師”と呼ばれる男ら3人が再逮捕されました。 会社役員の松澤泰生容疑者(74)ら3人は、2022年、埼玉県内にある、10億円を超える土地を所有する会社の代表になりすますために、登記を不正に書き換えた疑いなどが持たれています。 警視庁によりますと、松澤容疑者らは、実際には行われていない臨時株主総会の議事録などを、法務局に提出していました。 警視庁は、3人の認否を明らかにしていません。 松澤容疑者は、この土地を売却して、自身の関連会社に8億円ほどを送金していて、警視庁が関連を調べています。