麻薬密輸・所持容疑で精神科クリニック院長逮捕 ブラジルから調達か

ブラジルからコカイン入りの粉末を密輸したとして、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は2日、横浜市にある精神科クリニックの院長、増田章容疑者(44)=川崎市=を麻薬取締法違反(輸入)や覚醒剤取締法違反(所持)などの容疑で逮捕したと発表した。契約するマンションの一室を家宅捜索したところ、覚醒剤や合成麻薬MDMA、大麻も見つかったという。 逮捕は2回で、容疑は1~2月、ブラジルからコカインを含む粉末55グラム(末端価格112万円)を木箱に隠して輸入。また10月28日にマンションの一室で覚醒剤や大麻などを所持したとしている。認否は明らかにしていない。 麻薬取締部によると、2月6日に東京税関の職員が輸入品の検査でコカイン入りの木箱を見つけた。いずれも増田容疑者が自分で使うためだったとみている。11月に麻薬取締法と覚醒剤取締法違反で起訴されているという。【木下翔太郎】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加