米軍パトロール逮捕者100人超 外務省が明らかに

4月に始まった米軍による民間地でのパトロールで、これまでに憲兵隊が100人あまりを逮捕していたことがわかりました。 兵士による女性暴行事件の再発防止策として実施されている米軍による民間地でのパトロールは、基地の外での行動を規制するリバティー制度に違反した兵士を憲兵隊が取り締まる事が主な目的です。 4日に開かれた参議院の外交防衛委員会で、外務省は、米軍が4月以降に民間地で実施したパトロールは日米合同と単独を合わせて33回で、逮捕者は101人に上ると明らかにしました。 一方、米軍の憲兵隊が11月、沖縄市でのパトロール中に民間人の男性を一時拘束し、さらに「日本人も拘束できる」などと発言したことについて認識を問われた茂木外務大臣は「アメリカ側で事実確認を行っている」と述べるにとどめました。 米軍は6日未明にも沖縄市で警察などと合同のパトロールを実施する予定です。

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