介護は家族でするべきか“老老介護”が崩れた両親を持つ息子「親の面倒を見ずに薄情だと思われるような強迫観念」「施設に入れて悪化したら親を不幸にしてしまうという恐怖」複雑な心情

少子高齢化が進む日本において、介護者と要介護者がともに高齢者となる、いわゆる「老老介護」が年々増えている。厚労省の調査では2022年度、75歳以上の組み合わせが35.7%、65歳以上では63.5%にまで上昇した。どちらも2001年度と比較して、20ポイント前後上昇している。その中で介護に疲弊し、要介護者を殺めてしまう痛ましい事件も起きている。先月25日には東京・町田市で100歳の母親を殺害したとして、79歳の息子が逮捕された。また9月にも神奈川・川崎市で91歳の男が86歳の妻を「介護に疲れた」と殺害する事件も起きた。 「ABEMA Prime」では、実態を取材するジャーナリストらを招き、老老介護の課題を議論。さらに老老介護が破綻した高齢の両親を持つ息子からは、なぜ自ら介護をしようとするのかという複雑な心情が語られた。

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