東京女子医大が会見 元理事長の背任容疑の逮捕受け、「深くおわび」

元理事長の岩本絹子容疑者(78)が背任容疑で逮捕されたことを受け、東京女子医大(東京都新宿区)は13日午後に、緊急の記者会見を開いた。清水治理事長は深々と頭を下げ、「厳粛に受け止めている。全てのステークホルダーのみなさまに深くおわび申し上げます」と話した。 捜査関係者によると、逮捕容疑は2018~20年、新校舎棟の建設工事を巡り、当時理事長だった岩本容疑者が大学に計約1億1700万円を不当に支払わせたというもの。 同大は昨年3月、勤務実態がない職員に給与が支払われたとして特別背任容疑で家宅捜索を受けていた。その後に設置された第三者委員会の報告書では、これらの事件のほかに、同窓会からの推薦入試で寄付金を考慮するといった不正も指摘される事態となっていた。

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