天海祐希主演「緊急取調室」キントリメンバーが涙のクランクアップ 12年のドラマシリーズに終止符・ 劇場版で完結へ

【モデルプレス=2025/12/18】女優の天海祐希が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(毎週木曜21時~※最終話拡大スペシャル)。最終回の放送を前に天海、田中哲司、比嘉愛未らがクランクアップを迎えた。 ◆天海祐希主演「緊急取調室」 本作は、叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる姿を描くシリーズの第5弾。12年間に愛され続けた同シリーズが本作、そして12月26日公開の劇場版をもって完結へ。12月11日に放送された第8話では、警察学校の学生・宮本健太郎(なにわ男子・大橋和也)が射撃訓練中に突然、同期生に向けて発砲。しかし、いまだ理由を語らないのだった。 一方、「学生たちの個人情報流出を防ぐため」との理由から、指導にあたっていたカリスマ教官・滝川隆博(玉山鉄二)は銃弾が命中した瞬間が記録されている監視カメラの全体映像の提出を拒否。時を同じくして、キントリと連携する捜査一課のもつなべコンビ(速水もこみち・鈴木浩介)は、滝川教場に漂う異様な空気を察知するが、依然として事件の真相は謎に包まれている。そんな中、「宮本の真の標的は、滝川だったのでは?」という新たな仮説のもと、有希子らキントリはかつての仲間だった捜査一課の刑事・生駒亜美(比嘉)と酒井寅三(野間口徹)、山上善春(工藤阿須加)の協力も得ながら、一糸乱れぬ総力戦で捜査を展開していく。 事件の全容を解明すべく、ついに連続ドラマでは最後の取調べ。滝川の聴取に踏み切る。その取調べは、まさに自らの矜持と信念をかけた、絶対に負けられない戦いへと発展することに。仮説を包み隠さずぶつける有希子に対し、滝川は教官としての信念を高らかに語り、「学生に不満を持たれるような覚えはまったくない」と断言。一方、有希子も揺るぎない信念のもと、真正面から堂々と、滝川を追及し続ける。これまで「BOSS」シリーズ(2009年・2011年)など数多くの作品でタッグを組み、厚い信頼を寄せ合う天海と玉山だからこそ成し得た容赦なき芝居合戦。そこから紡ぎ出される心震える物語と驚愕の真相とはいったい…?12年にわたって視聴者を魅了し続けてきたキントリの真髄が、すべて詰まった最終回。警察官、そして人としての熱き信念を胸にまい進するキントリの熾烈を極める、連続ドラマ最後の取調べが始まる。 ◆天海祐希ら「緊急取調室」キャスト、涙のクランクアップ 天海を筆頭にキントリメンバーが揃って撮了した。鈴木と速水は男泣き。12年のシリーズに感無量で終止符を打った。最終回の放送より一足先に現場はクランクアップ。長年にわたって「緊急取調室」を支えてきた天海をはじめ、田中(梶山勝利役)、速水(渡辺鉄次役)、鈴木(監物大二郎役)、ドランクドラゴン・塚地武雅(玉垣松夫役)、でんでん(菱本進役)、小日向文世(小石川春夫役)が、感無量の面持ちで撮影最終日を迎えた。 天海とともにキントリメンバーを演じてきた面々は、シリーズ最後の撮影を終えた瞬間、さまざまな思い出が脳裏をよぎり、熱い思いがこみ上げてきたよう。「12年間、本当にご迷惑ばかりおかけしましたが、天海さんをはじめ、皆さんのおかげで走り続けることができました」(田中)、「今日は僕の誕生日。クランクアップと重なった、この日は一生忘れられない」(塚地)、「12年間、『感謝』の二文字しかありません」(でんでん)、「この現場が大好きなので、お別れするのが正直寂しい」(小日向)と、それぞれ言葉にできない思いも秘めながら、キントリ愛をにじませた。 一方「もつなべコンビ」を演じた鈴木は溢れる思いを抑えきれず、「勉強させてもらって、嬉しかったです」と男泣き。第1シーズンから鈴木とバディを組んできた速水も涙を流し、「ものすごく寂しい気持ちもありますが、12年間とっても楽しかったです」と語る中、田中が「俺も危ない(笑)」と漏らし、ぐっと涙をこらえる一幕も。そんな心優しき仲間たちの先頭に立ち、12年にわたって手強き被疑者たちと全力で戦い抜いてきた天海は「皆さんの力をお借りしなければ、私は今ここに立てていません。心から感謝を込めて…ありがとうございました!」と、しみじみとした表情で挨拶。また、応援し続けてくれた視聴者に対しても「皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ劇場版も含めて最後まで…私たちキントリチームが頑張る姿を見届けていただけると嬉しいです」とスペシャルメッセージを寄せた。(modelpress編集部) ◆天海祐希コメント 皆さんの力をお借りしなければ、私は今ここに立てていません。たくさんのスタッフの方、共演者の皆さんにはたくさんご迷惑をおかけしましたが、皆さんがいろんな場所で戦ってくださったからこそ、新しい試みとして始まった「緊急取調室」が12年も続き、刑事ドラマのひとつのジャンルとして定着することができたんじゃないかなと思います。私がここまでやってこられたのは、皆さんのおかげです。心から感謝を込めて…ありがとうございました! 次はまた違うかたちでお目にかかれれば…と思います。そして、ずっと応援し続けてくださった視聴者の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。連ドラはもちろん、ぜひ劇場版も含めて最後まで…私たちキントリチームが頑張る姿を見届けていただけると、嬉しいです。私たちにとって、完結編となる劇場版はご褒美のような作品。と同時に、皆様への感謝の気持ちを込めた作品でもあります。大きなスクリーンで、ぜひキントリを見届けてください。 ◆田中哲司コメント 12年間、ありがとうございました。本当にご迷惑ばかりおかけしましたが…天海さんはじめ、皆さんのおかげで、走り続けることができました。 ◆速水もこみちコメント ものすごく寂しい気持ちもありますが、12年間とっても楽しかったです。これまでは鈴木さんと2人で撮影最終日を迎えることがほとんどでしたが、今日はキントリメンバーの皆さんと一緒に終えることができて嬉しく思います。12年間、ありがとうございました! ◆鈴木浩介コメント 12年間、本当にお世話になりました。本当に勉強になりました。(溢れる涙を抑えきれず、声を震わせながら)勉強させてもらって、嬉しかったです。すみません! ありがとうございました! ◆塚地武雅コメント 本番中はかっこいいけれど、普段はおしゃべりな(笑)諸先輩方の、メリハリの利いた姿勢を見習うべきだなと思いながら、毎回撮影現場に来ていました。今日は僕の誕生日。クランクアップと重なった、この日は一生忘れられないと思います。 ◆でんでんコメント 「緊急取調室」が始まったのが60代で、終わったのが70代。今度皆さんとお会いする時は、80代かもしれません(笑)。60代の時は近眼だったのですが、今は老眼になり、老眼鏡の宣伝までするようになりました。また不思議なことに、始まった時はハゲでしたが、今はふさふさです。12年間、「感謝」の2文字しかありません! ありがとうございました。 ◆小日向文世コメント 12年間、本当にありがとうございました。僕はこの現場が大好きなので、お別れするのが正直寂しいです。またどこかで、時代モノでも何でもいいから、同じメンバーでやりたいです。ちょっと長生きして、皆さんと再会できるのを楽しみにしています。僕も50代後半から「緊急取調室」に参加して、今は70代ですから(笑)。体調管理に気を付けて、再会できるのを楽しみにしています。 ◆「緊急取調室」最終話 あらすじ 教官・滝川隆博の指導のもと行われた警察学校の射撃訓練中、宮本が同期生・中里美波(森マリア)に向かって発砲した前代未聞の事件。有希子らキントリは逮捕された宮本を取調べるも、発砲の理由はいまだ聞き出せないまま。現場に居合わせた滝川教場の学生たちも、なぜか判を押したように「何も見ていない」の一点張りで、捜査は早くも暗礁に乗り上げたかに見えた。その矢先のことだ。宮本が発砲した際、警察学校では教えない構えをとっていたことが判明する。それは、滝川が以前所属していた特殊部隊SATが採用している銃の構え方だった。もしかすると、宮本が狙ったのは美波ではなく、滝川だったのでは。そう直感した有希子は、かつてキントリと捜査で協力した捜査一課の刑事・山上善春(工藤)のつてを頼り、滝川の過去を探る。 真の標的が滝川だったとすれば、理由はいったい何なのか。事件の全容を解明すべく、有希子はついに滝川への取調べに踏み切り、自らの仮説をぶつけることに。だが、滝川は教官としての信念を高らかに語り、「学生に不満を持たれるような覚えはまったくない」と断言。一方、有希子も揺るぎない信念のもと、真正面から堂々と、滝川を追及し続ける。かつての仲間である捜査一課の刑事・生駒と酒井と野間口も“助っ人”として合流し、総力戦で捜査にまい進するキントリメンバー。はたして、彼らがたどり着く驚愕の真相とは。ファイナルシーズン最後の事件、各々の信念が問われる壮絶な戦いが完結する。 【Not Sponsored 記事】

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