救急要請を行い、自宅に駆け付けた救急隊員に包丁を向けて脅迫したとして21日、島根県浜田市の無職の男が現行犯逮捕されました。 暴力行為等処罰法違反の容疑で現行犯逮捕されたのは、浜田市の無職の男（48）です。 浜田警察署によりますと、男は、21日午前1時30分ごろ、自宅において救急隊員の30代の男性に包丁を向け「帰れ。刺すぞ。」などと気勢を張り、凶器で脅迫した疑いがもたれています。 午前0時半前、男からの「体が動き辛い」という119番通報を受け、救急隊員の男性が男の家を訪れたところ脅迫を受けたため、午前1時半すぎに「救急患者が包丁を持ち出した」と110番通報。その後駆け付けた警察官が、2人に聴取を行うと、男が台所から包丁を持ち出し男性を脅迫した疑いが認められたため、男はその場で逮捕されました。 男は調べに対し「台所にある包丁を持っていたことは確かだが、包丁は向けてないし脅していない」と容疑を一部否認しているということです。 なお、男は飲酒していたということです。 浜田警察署は、男の犯行の動機やいきさつなど、詳しい調べを進めています。