新東名事故巡り広末涼子さんを過失運転傷害の罪で略式起訴「現場の状況・過失・被害者意向考慮」…傷害容疑は起訴猶予の不起訴処分に(静岡地検)

俳優の広末涼子さんが、静岡・掛川市内の新東名高速で起こした事故を巡り、静岡地検は22日、過失運転傷害の罪で広末さんを略式起訴したと公表しました。 俳優の広末涼子さんは、4月、掛川市の新東名で乗用車を運転中に、大型トレーラーに追突する事故を起こし病院に搬送されました。その後、搬送された病院で看護師にけがをさせたとして傷害の疑いで逮捕・送検され、処分保留で釈放。 また、11月には、この事故で広末さんが車に同乗していた男性に骨折するけがをさせたとして過失運転傷害の疑いで書類送検されました。 この2つの事件について、静岡地検は22日、処分結果を公表。掛川区検が過失運転傷害の罪で、広末さんを掛川簡易裁判所に略式起訴しました。 静岡地検の小長光健史次席検事は、略式起訴した理由について「現場付近の道路状況のほか、過失の内容、被害者の意向などを考慮した」などと説明。 今後、広末さんは簡易裁判所から100万円以下の罰金または科料の支払いを命じる略式命令が通知されるとみられます。 一方、傷害容疑については地検浜松支部が22日付で起訴猶予の不起訴処分としました。

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