俳優の福山雅治(56)、大泉洋(52)が24日、都内で行われた、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』初日舞台あいさつに登壇した。 どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札=“ラストマン”の異名を持つ全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉)が凸凹バディを組んで難事件を解決していく物語。 この日はクリスマスイブということもあり、冒頭のあいさつで福山は「寒い中でお集まりいただき、この映画をご覧になっていただけて(感謝しています)。そして、クリスマスイブ。メリークリスマス!」と笑顔で呼びかけた。 一方、大泉は「皆さんと共に迎えられたクリスマス、大変うれしく思っています。クリスマスイブに仕事をするのはいつ以来だろうと思うほど、久しぶりな気がします。なんとなく、これまではマネジャーさんが気を遣ってか休みにしてくれていることが多かったので。今年は仕事が入っているなと思いましたが、皆さんの顔を見てこんなに幸せな気持ちになるんだなと感じています。これから毎年、皆さんとクリスマスイブを迎えたい。死ぬまで君たちを離さない」と語り、会場を沸かせた。 2人はTBSから新宿ピカデリーまで、「ラストマン」のスペシャルラッピングカーで移動。車中ではさまざまなトークに花を咲かせたという。 現在56歳の福山は「18歳で上京してきたころの話も大泉さんにさせてもらっていました。こんな未来は全く想像していなかったです。本当に幸せな気持ちで今日、初日を迎えることができています」と感慨深げに振り返った。 数々の難事件を解決してきた無敵のバディは、ある事件のために北海道へ。そこで出会ったのは、皆実の初恋の人、ナギサ・イワノワ(宮沢りえ)。世界的な天才エンジニアであるが故に謎の組織から追われていた彼女は、命の危険を感じアメリカへの亡命を希望していた。皆実と心太朗は、護道泉(永瀬廉)やFBIから新たに派遣されたクライド・ユン(ロウン)、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、内通者によって情報が漏れ襲撃を受けてしまう。絶体絶命のピンチに陥った二人は果たして、愛する人を守り、事件を解決することができるのか。