北海道むかわ町の山林で男性の遺体が見つかった死体遺棄事件で、札幌地検は殺人や死体遺棄など疑いで送検されていた男女6人を不起訴処分としました。 むかわ町で2025年9月、札幌市豊平区の西村隆行さんの遺体が山林で見つかった事件では、会社役員の大上文彦被告が死体遺棄の罪ですでに起訴されています。 大上被告は死体遺棄とは別に殺人と傷害の疑いで送検されていましたが、札幌地検はこの2つの容疑について25日付けで不起訴処分としました。 また、一連の事件をめぐって死体遺棄や証拠隠滅の疑いで逮捕・送検されていた男女5人についても不起訴処分としました。 札幌地検は不起訴の理由について、「捜査を尽くし証拠関係を踏まえ、慎重に判断した結果」としています。