鹿児島県内で25日夜、女性の腕を包丁で切りつけるなどし、けがをさせたとして、73歳の無職の男が現行犯逮捕されました。 傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、出水市五万石町に住む無職の男(73)です。 出水警察署によりますと、男は25日午後8時半ごろ、県内に住む70代女性の自宅で、女性の右腕1か所を包丁で切りつけたり、頭を複数回殴ったりして、けがをさせた疑いがもたれています。 男と女性は面識があり、2人を知る関係者が110番通報しました。女性は病院に搬送され、手当てを受けていますが、命に別状はないということです。 男は当時、酒を飲んでいたとみられ、警察の取り調べに対して「暴力をふるってけがをさせた」と供述し、容疑を認めているということです。警察は詳しい動機などを調べています。 なお、警察は2人の詳しい関係性について「女性の身元の特定につながる」として明らかにしていません。