北海道内では12月25日夜から歩行者が車にはねられる事故が相次ぎ、札幌市と留萌市であわせて男女2人が死傷しました。 事故があったのは留萌市南町1丁目の国道です。 26日午前6時ごろ、横断歩道を歩いていた男性が乗用車にはねられました。 警察や消防によりますと、この事故で30代くらいの男性が病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 警察は、乗用車を運転していた留萌市の会社員・高山真司容疑者を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕しました。 現場は信号機のある交差点で、高山容疑者は「相手の発見が遅くなってひいてしまいました」と容疑を認めています。 また、札幌市豊平区平岸6条14丁目の交差点では25日午後10時半ごろ、横断歩道を渡っていた36歳の女性が、右から左折してきたタクシーにひかれました。 女性は骨盤を骨折するなどの重傷です。 警察は、タクシー運転手の66歳の男を逮捕し、事故の原因を調べています。