スポーツクラブ教え子に性的暴行疑い 30代の代表を逮捕、起訴 福岡

福岡県内のスポーツクラブで指導していた少女4人に性的暴行などを繰り返したとして、県警がクラブ代表の30代の男性=同県柳川市=を不同意性交等などの容疑で逮捕していたことが捜査関係者への取材で判明した。県警は、指導者の立場を悪用して少女を従わせていたとみて捜査を進めている。 捜査関係者によると、福岡地検は、被害少女4人のうち2人に対する不同意性交等罪や児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などで男性を起訴した。起訴内容は2024年12月~25年7月、県内やクラブ活動で遠征中の県外で、当時12歳と13歳の少女に性的暴行をし、裸などの動画をスマートフォンで撮影したとしている。男性は逮捕段階で容疑を否認していたという。 被害少女の一人が家族と共に今夏、県警に相談し発覚。捜査の中で男性が被害少女に「言うことを聞かないと教えない」などと言って従わせ、性的暴行などに及んだ疑いが浮上したという。 男性は25年7月、任意の事情聴取を受けた際、トイレに行くふりをして警察署から逃走。近くの施設に正当な理由なく侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕されていた。【川畑岳志】

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