<イラン抗議デモ解説2>改革模索するイラン政府と国民投票という可能性

昨年末から1月半ばにかけてイランに吹き荒れたイスラム政権史上最大の抗議デモは、激しい弾圧と夥しい犠牲者を生み、ひとまず収束を見た。しかし、デモの規模の大きさと、今後起こりうるアメリカの攻撃の可能性に、政権内部では動揺が広がっている。内外メディアからその論調を読む。(大村一朗・アジアプレス) 改革派大衆紙シャルグによれば、ロウハニ元大統領は1月28日、自身のかつての閣僚らとの会合の席で、「外国への援助や融資を行うためには議会の承認が必要であるのに、なぜ実際にはこれらの原則が完全に遵守されていないのか」と指摘し、外交政策上の重要な決定にも国民の参加が必要であり、国民の疑問や不安や懸念に対しては国民投票を行い、国民の圧倒的多数の意見に我々は従うべきだと語った。

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