アボカド高騰の陰に、知られざる“血と暴力”が存在していた…農家を脅かすメキシコ「カルテル」の恐怖支配

アメリカでは、タクシー運転手は移民の職業の代名詞だ。日本をおさらばして特派員としてニューヨークに住むにあたり、食いっぱぐれがないようにと取得しておいたのがタクシードライバーの免許だった。3年に1回、免許更新のために講習に出席しなければならないが、その教室で仲間の運転手が、昼食にアボカドの皮をその場でむいて丸ごとかぶりついていたのを見て衝撃を受けた。 アボカドはビタミンやミネラルが豊富な健康果実として知られる。クリーミーな味わいから「森のバター」とも言われる。切り分けて調理して食べるのが一般的だが、その運転手はバナナやリンゴを食べるかのようにアボカドを食べていた。さすがはニューヨークだ。アボカドの食べ方にも多様性がある。 「食べていくのがやっと」の移民にとって、栄養をどう摂取するかは重要な問題だ。手ごろな価格のアボカドは大いなる味方で、それ以来、自分もその食べ方を真似して、アボカドは丸ごとかぶりつくことにしている。

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