【AFP=時事】イスラエル軍は13日、同国兵に扮(ふん)して占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の宝飾店に押し入り、金(ゴールド)を奪ったとして、強盗容疑でイスラエル人2人とパレスチナ人1人を逮捕した。軍と警察が明らかにした。 イスラエル警察によると、容疑者3人は「ヨルダン川西岸南部の町ダハリヤの宝飾店で発生した武装強盗の現場から逃走中」に逮捕された。 容疑者3人は「(イスラエル軍の)制服、防刃・防弾ベスト、ヘルメットを着用し、銃器を携行し、非常灯を備えた装甲警備車両に似た車両でダハリヤに到着した」という。 ダハリヤのアクラム・アブ・アラン町長はAFPに対し、午前10時30分(日本時間同日午後5時30分)ごろ、イスラエル軍の制服を着用し、武器を携行した一団が車両から降りてきたと説明。 「イスラエル兵に扮して宝飾店を襲撃し、大量の金(ゴールド)を盗み、民間人を脅迫し、店舗の一部を破壊した」と付け加えた アブ・アラン氏によると、容疑者たちは約1時間後に逮捕され、奪われた品は回収されたという。 警察によると、容疑者たちはヨルダン川西岸南部のイスラエル境界付近にある町サムアで発見され、イスラエルの警察、国境警備隊、軍による合同作戦によって逮捕された。 イスラエルは1967年からヨルダン川西岸を占領している 容疑者3人について、警察はイスラエル南部出身のベドウィン(アラブ系遊牧民)だと述べたが、軍は別の声明で「パレスチナ人1人とイスラエル国籍の民間人2人」だと述べた。 ベドウィンは、イスラエルやヨルダン川西岸などで暮らすパレスチナ人だが、イスラエル国籍を持っているケースもある。【翻訳編集】 AFPBB News