去年9月、滋賀県高島市の県道で車2台が絡む事故があり、50代の女性が死亡しました。警察はそれぞれの車の運転手がお互いを妨害しあった結果、女性を死亡させたとして危険運転致死傷の疑いで逮捕しました。 危険運転致死傷(通行妨害目的)の疑いで逮捕されたのは、草津市の会社員、小林史欣容疑者(60)と高島市の会社員、中川順容疑者(51)です。 小林容疑者は去年9月、高島市安曇川町の県道で対向車線にはみ出し、前を走る中川容疑者が運転する車を追い越そうとしたところ、中川容疑者が車を加速させたため、その通行を妨害する目的で急ハンドルを切り、目の前に進入するなどしたことで中川容疑者の車と接触し、その後、ガードパイプに衝突したことで同乗していた妻の小林明子さん(当時55)を死亡させたなどの疑いがもたれています。 一方、中川容疑者も小林容疑者の車に追い抜かれそうになった際に妨害する目的で加速し、急ハンドルを切って小林容疑者が運転する車と衝突したなどとして小林容疑者と同じく危険運転致死傷の疑いがもたれています。 警察の調べに対し、小林容疑者は「この事実は違うと思います。相手が悪いと思っています」と話し、中川容疑者は「事実について納得できません。妨害する目的はありませんでした」とどちらも容疑を否認しています。 現場の道路は片側一車線ですが、追い越しは禁止されていない場所でした。警察は、2人の車の速度など当時の詳しい状況を調べています。