「部屋は真っ黒焦げに…」杉並・強制執行中の刺殺事件 近隣住民が明かす“ゴミ屋敷”だった「容疑者の部屋」

1月15日午前10時ごろ、東京都杉並区にあるアパートで、男性2人が住民の男に包丁で刺される事件があり、警視庁高井戸署は殺人未遂の疑いで職業不詳の自称・山本宏容疑者(40)を現行犯逮捕した。 被害にあったのは住宅明け渡しの執行手続きのために訪れた東京地裁の執行官と保険会社社員。背中を刺された保険会社社員は搬送先の病院で死亡し、胸を刺された執行官は意識があるものの大量に出血しているという。 山本容疑者は取り調べに対して、「刺したことは間違いない。殺すつもりはなかったが死んでもかまわないと思った」などと供述していると報じられている。 「アパートの家賃を滞納していた山本容疑者のもとに、執行官ら4人が立ち退きを求めて訪れたところ、段ボール箱のようなものを持って出てきたといいます。箱の中には煙をあげているカセットボンベが入っており、これを見て逃げた執行官らを山本容疑者が包丁のようなものを持って追い、2人を刺したと報じられています。 火をつけたカセットボンベから燃え広がり、約10平方メートルが焼ける火災も発生したといいます」(社会部記者) 近隣住民が事件直後の様子を明かす。 「午前10時頃に消防車が何台も来て、近所で火災が発生したと思いました。そのうちにヘリも飛んできて、大げさだなあと思ったら、人が刺されたと聞きました。夕方になって亡くなったそうで、驚いています」 住宅街で突然起きた殺人事件。別の近隣住民は「事件があったのはアパートの二階です」といい、さらにこう続ける。 「アパートのオーナーは90代の温厚な女性で、近所に本宅があります。高齢ですので、貸したアパートにはあまり目が行き届いていなかったのでしょう。 2階にある3戸のうちの真ん中の部屋がほとんどゴミ屋敷状態で、アパート代も滞納していたそうです。だからいよいよ立ち退きを求める強制執行がおこなわれることになったはずですよ。そしたら、この有様です。 ゴミ屋敷の中で火をつけたら、すぐに引火しますよね。現場を見た人に聞いたところ、部屋は真っ黒焦げになっていたのだとか」 警視庁は事件当時の状況や、詳しい動機について慎重に捜査を進めている――。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加