中村鶴松容疑者を現行犯逮捕 ケバブ店のドア壊した疑い 飲酒後か 2月に襲名控える中で

歌舞伎俳優中村鶴松容疑者(30)が19日、警視庁に現行犯逮捕されたことが分かった。 関係者によると、東京都内でケバブ店のドアを壊した疑い。当時、酒に酔っていたとみられる。 松竹は18日に、鶴松が同日の浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」を休演することを発表。1部「梶原平三誉石切」の奴菊平、「相生獅子」の姫、第2部「傾城反魂香」女房おとくに出演していた。1部「相生獅子」は上演中止となり、「梶原平三誉石切」は中村橋吾が、「傾城反魂香」は中村莟玉が代役をつとめた。19日は休演日。関係者によると、20日以降の公演については、19日中に発表するとしている。 2月1日に初日を迎える「猿若祭二月大歌舞伎」(東京・歌舞伎座)で、初代中村舞鶴(まいづる)を襲名し、幹部昇進することが決まっている。1月の取材では「初代ですので、プレッシャーを自分でかけすぎず、すてきな名前を1人でも多くのお客さまに知っていただいて、少しでも大きい名前にしていけるよう精進してまいります」と話していた。 故18代目中村勘三郎さんに見いだされ部屋子となり、薫陶を受けた。舞鶴の名は、17代目勘三郎さんの俳名「舞鶴(ぶかく)」にちなんでいる。 ◆中村鶴松(なかむら・つるまつ)1995年(平7)3月15日生まれ。3歳から児童劇団に入り、00年5月歌舞伎座「源氏物語」の竹麿で清水大希の名で初舞台。以後、子役として数多くの舞台に出演。03年8月歌舞伎座「野田版 鼠小僧」の演技で注目され、05年に18代目中村勘三郎さんの部屋子となり、同5月歌舞伎座「菅原伝授手習鑑」車引の杉王丸で2代目中村鶴松を名乗る。18年2月名題昇進。屋号は中村屋。23年5月平成中村座「天守物語」亀姫や、24年2月歌舞伎座「新版歌祭文 野崎村」久作娘お光など女形の大役にも抜てきされたほか、25年2月歌舞伎座「人情噺文七元結」手代文七など、立役でも存在感を示している。13年に早大文学部文学科演劇映像コースに進学し、舞台活動を続けながら大学で演劇を学び、17年に卒業した。

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