「あなたに逮捕状が出ている」警察官かたる詐欺 40代男性 1,500万円だまし取られる ビデオ通話で “ニセ逮捕状” 見せる 遠隔操作アプリで送金させる手口 富山

警察官や検察官などを名乗る人物から「逮捕状が出ている」などと言われ、40代の男性が合計1,500万円をだまし取られていたことがわかりました。 富山中央警察署によりますと、去年11月3日、富山市内に住む40代男性の自宅の固定電話に、仙台の郵便局職員を名乗る女性から「40代男性名義で発送した荷物が受け取られず、郵便局で預かっている」「不審物になるので仙台中央警察署に報告する」などと連絡がありました。 その後、仙台中央警察署捜査二課のヤマモトを名乗る男に電話が代わり「不審物の件で捜査している」「男性名義の口座がマネーロンダリングに使用されている。あなたの取り調べをする必要がある」などと説明され、指示に従いLINEで連絡を取り合うことになりました。 ■【保有する紙幣番号を調べる必要がある…】 LINEでは仙台地方検察庁のオサナイを名乗る男とやり取りし、ビデオ通話で男性の名前が記載された「逮捕状」を見せられました。 オサナイは「あなたに逮捕状が出ている」「他言すれば別の罪になる」「あなたの保有資産を送金してもらい、紙幣番号を確認する必要がある」などと言い、男性は遠隔操作アプリをインストールしました。 ■【現金を振り込むと連絡が途絶えて…】 男性は、オサナイの指示で11月10日に金融機関の窓口から暗号資産取引口座に1,200万円を、翌11日には指定されたインターネットバンキングの口座に300万円を振り込みました。 その後、オサナイとの連絡が途絶え、不審に思った男性が、警察に相談したところ、詐欺被害であることが判明しました。 ■【お金の話が出たら家族や警察などに相談】 警察は、警察官や検察官を名乗る者から「捜査対象になっている」などと言われた場合は、相手の名前や所属を確認し、一旦電話を切って警察に相談するよう呼びかけています。 警察官がLINEなどのSNSで連絡することはなく、お金の振り込みや暗号資産の購入を求めるのは詐欺の手口だとして、電話でお金の話が出たら、一人で悩まず、一旦電話を切り、家族や警察などに相談するよう呼びかけています。

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