来日ドームツアーを目前に控えたレディー・ガガ(Lady Gaga)の歩みを、ライター・辰巳JUNKが徹底解説。デビューから最新アルバム『MAYHEM』に至るキャリアを振り返りつつ、喝采を浴びてきた最新ツアー「ザ・メイヘム・ボール」でも披露されてきた代表曲を手がかりに、歌詞やステージに込められたメッセージを読み解く。 「満点をこえた六つ星をつけたいくらいだ!」(英ロンドン・スタンダード誌)。世界各国、辛口の批評家たちから一斉に絶賛をあつめている「ザ・メイヘム・ボール」ツアー。アメリカの有力紙では、舞台劇を表彰するトニー賞候補として検討すべきとの声もあがっている。ここ日本でも期待が高く、追加公演をふくめた6公演を完売させてみせた。 グラミー賞にて7ノミネーションを授かった最新アルバム『MAYHEM』を基調としながら、キャリア総決算と名高い本ツアー。巨大ドレスに光るチェス盤といったド派手なステージで展開される物語は、闇のガガVS光のガガとも言うべき、自分自身との闘いだ。 ショーの背景に存在するのは、ガガみずから「屈折していた」と振り返るアーティストとしての道のり。波乱万丈で紆余曲折なキャリア、その功績を振り返ろう。