出産直後の赤ちゃんの遺体を自宅で遺棄した疑いで神戸市北区の女が逮捕された事件で、女から相談の電話を受けた熊本県の慈恵病院の院長は29日、逮捕には同意できないなどと警察署に抗議しました。 神戸市北区の無職の女(24)は、24日から26日までの間、自らが死産した赤ちゃんの遺体を自宅のクローゼットに遺棄した疑いで、27日逮捕されました。 逮捕をうけて、親が育てられない子どもを匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を設置している熊本県の慈恵病院の蓮田健院長が「逮捕は同意できない」などとして、神戸北署に抗議しました。 蓮田院長によりますと、慈恵病院は逮捕前の女から死産について相談され、女を保護してほしいとの考えで警察に相談したということです。 蓮田院長 「私としましては即逮捕というご対応は同意できない。抗議の意味を込めて意見書をお渡ししました。まずは不起訴になることを願っています」 兵庫県警神戸北署は、ABCの取材に対し「法と証拠に基づいて、適正に捜査をしております」とコメントしています。