逮捕のスカウト組織トップ 奄美で滞在のホテルから170万円や眼鏡

国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」会長の小畑寛昭容疑者(40)が、東京都暴力団排除条例違反の疑いで鹿児島県の奄美大島で逮捕された事件で、警視庁は30日、容疑者が滞在していたとされる奄美市内のホテルの一室を家宅捜索し、現金170万円を押収したと発表した。 暴力団対策課によると、現金は財布に挟まれ、金庫の中に入っていた。捜索でリュックサックやビーチサンダル、眼鏡を購入した時のレシートなども押収したという。家宅捜索の容疑は、違法に職業紹介をしたとする職業安定法違反だったという。 捜査関係者によると、眼鏡のレシートは2025年12月23日付。容疑者は25年12月21日~今年2月3日の予定で、奄美市内のホテルを予約していたことが判明している。眼鏡は奄美大島で買ったと警視庁はみている。 警視庁は今月21日、容疑者を公開手配。捜査員が26日夜、奄美市内のコンビニエンスストアのイートインスペースで、容疑者がコーヒーを飲んでいるところを発見。手配写真と異なり髪やひげが伸び、眼鏡をかけていた。 ■海やサーフィン好き、愛知県の海沿いホテルに滞在情報も 一方、容疑者に似た人物が昨夏以降、愛知県の海沿いのホテルに滞在していたという情報を、警視庁が把握していたことも新たに判明した。 容疑者は「海やサーフィンが好き」とされており、警視庁は、実際に愛知県内に滞在していたかどうか、慎重に調べる。 暴力団対策課によると、容疑者の逮捕容疑は他の人物と共謀して23年7月、東京・渋谷の路上で女性をスカウトするため、暴力団員に現金60万円をみかじめ料として支払ったというもの。逮捕容疑については「今は何も話しません」などと供述していた。(三井新、西岡矩毅)

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