【広島】新井監督は厳しい表情「いろんなことが今、起こってるけど…」キャンプでは野球に集中!

キャンプ地入りした広島ナインの表情は厳しかった。まだ、ショックと動揺は隠せない。ただ、時間は待ってはくれない。開幕へ向けて動き出さなければいけない。広島新井貴浩監督(49)は31日、宮崎・日南で「ユニホームを着てグラウンドに立ったときは、100%野球に集中してやるだけ」と、厳しい表情のまま前を向いた。 キャンプイン目前の同27日、チームに衝撃が走った。指定薬物のエトミデートを使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで、羽月容疑者が逮捕された。前日30日にはマツダスタジアム、大野屋内総合練習場が家宅捜索された。鈴木球団本部長は全選手に「エトミデートの話だけじゃなく、暴力団、オンラインカジノを含め選手生命を失う」と、危険をはらんだ事象について注意喚起。2軍を含め、今後も啓発活動を繰り返していくという。 重い空気がチーム全体にのしかかる。新井監督は全体ミーティングで言葉を絞りだした。「いろんなことが今、起こってるけど、気持ちを引き締めて。明日からキャンプが始まるので、やっていこう」。自分たちができることに集中しなければ、前に進めない。 10、11日に行われる紅白戦には、外国人と新人投手をのぞく全選手が出場する。藤井ヘッドコーチは「フラットに見る。結果を残した選手を使うし、活躍した選手を使う。ものすごく分かりやすいと思う」と方針を明かした。秋山、菊池の両ベテランも初日から全体メニューに入る。例年行われていた早出練習をなくし、自主性を求めていく。例年とは違う空気の中、力強く1歩を踏み出す。【前原淳】

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