相次ぐ「銅」窃盗 標的はまさかの山中にある神社?各地でも様々なところで銅が消え…背景には銅の高騰が【news23】

円安の影響もあって値上がりしているのが「銅」です。スマホからケーブルまで様々な製品に欠かせない素材ですが、実は今、窃盗が相次いでいて、なんと神社のある部分が狙われる事態となっています。 ■相次ぐ「銅」窃盗 狙われる神社の“屋根” 冬の祭典を目前に控えたイタリア。 2025年の夏、公開されたのが3つのメダルです。このメダルに使われた金・銀・銅が、そろって今、値上がりしているそうです。 日本では、各地で思わぬ事態が起きています。 栃木県足利市の大山祇神社。3日に撮影された写真を見ると、拝殿の屋根の右半分ほどの板がなくなっていましたが… 大山祇神社 総代 植野栄基さん 「きのう警察に届けを出したが、そのときは今の半分ぐらいの被害だった。たぶん夕べのうちにもう半分やられてしまって、こんな状態になってしまった」 この板は、銅で造られていて盗難の被害に遭っていたのです。 神社は山の中腹にあり、近所の人が参拝する以外、普段は無人だそうです。 大山祇神社 総代 植野栄基さん 「目立たない神社だし、ここまで来て、しかも屋根を持っていくってのは考えられないっていうのが正直なところ。びっくりした」 境内には、犯人の痕跡らしきものがありました。 大山祇神社 総代 植野栄基さん 「この軍手がそう。きのう来たときはなかった。けさ来たら置いてあったので、たぶん犯人かなって」 銅の窃盗被害が相次いでいる理由は、銅価格の高騰です。 この1年で約50%上がり、1月末には最高値をつけました。 銅は近年、AIのデータセンターやスマートフォンの部品など、幅広い分野で需要が高まっていることが背景にあります。 ■観光名所や農業用ハウスなどでも被害 宮崎県えびの市では、1月に橋の名前が記された12枚の銅板のプレートが相次いで盗まれました。被害総額は48万円でした。 もうすぐ見ごろを迎える、梅の花が楽しめる山口県萩市の観光名所。2025年11月、この休憩所の屋根の銅板約38キロが被害に遭いました。

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