暗号資産を詐取し、一部を現金化してマネーロンダリング(資金洗浄)したとされる事件で、広島県警と関東管区警察局の合同捜査本部は12日、横浜市南区、特定抗争指定暴力団山口組系組員の男(44)=組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の罪で起訴=を資金決済法違反の疑いで再逮捕した。 再逮捕容疑は、2023年11月から25年10月までの間、39回にわたり、何者かが管理する暗号資産を別の人物のアドレスに送信させて売却させるなどし、無登録で売買を仲介して交換業を営んだ疑い。県警によると、暗号資産は計約2億9千万円に交換され、容疑者は現金を受け取って何者かに渡し、1・5%の報酬を得ていたとみられる。県警は認否を明らかにしていない。 県警によると、容疑者は特殊詐欺グループの中核とみられる。一連の事件では、正規の暗号資産の取引所を介さずに売買する「相対(あいたい)屋」の男が組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの罪で起訴されている。