大津市で2024年5月、自分を担当していた保護司の男性を殺害したなどとして、殺人と公務執行妨害、銃刀法違反の罪に問われている無職の飯塚紘平被告(36)に対する裁判員裁判の初公判が17日午前、大津地裁(谷口真紀裁判長)で始まった。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 一方、弁護人は事実関係に争いはないとしたうえで、「行動制御能力が低下していた」と述べた。 被告は事件当時、執行猶予判決を受けて保護観察中で、レストラン経営の新庄博志さん(当時60)=大津市=が立ち直りを支援していた。起訴状によると、被告は24年5月24日午後7時前後、面接のために訪れた新庄さん宅で、ナイフとおので複数回切りつけるなどして殺害したとされる。 被告は滋賀県警に逮捕された際、「私はやっていないし、何も答えたくありません」と容疑を否認していた。