「鼻の捜査官」警察犬ブラックシャドー号退官 活動10年、拳銃発見で犯人逮捕に貢献

約10年にわたり、事件捜査で活躍を見せた警察犬「ブラックシャドー号」をねぎらおうと、警視庁は20日、警察犬第2訓練所(東京都東大和市)で退官式を行った。鑑識課員ら22人が出席し、これまでの活動や功績をたたえた。 ブラックシャドー号はオスのラブラドール犬。11歳10カ月で、人間の年齢に換算すると約76歳だという。平成27年に初めて出動して以来、出動回数は48回に及んだ。銃器と薬物のどちらも探知できる「ハイブリッド犬」で、においをかぎ分ける能力にたけている。 平成30年には、目ではわからない場所にあった拳銃1丁をにおいだけで発見し、銃刀法違反容疑での犯人逮捕につなげた。功績をたたえられ、警視総監賞を受賞した。 年齢を重ねて一線から退くことが決まり、今後は里親のもとで生活するという。約5年、ハンドラーとして訓練を行ってきた小山貴義巡査部長は「これからは大好きなボール遊びをしながら、おいしいものを食べてのんびりと過ごしてください」と語りかけた。

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