アンドルー元王子(アンドルー・マウントバッテン・ウィンザー氏)が、66歳の誕生日だった2月19日朝(現地時間)、公務上の不正行為の疑いで逮捕され、一時身柄を拘束された。元王子が逮捕当時に住んでいたウッドファームには、現在多くの警察が捜査のために集まっている。 イギリスのチャールズ国王の弟であり、亡きエリザベス女王と夫フィリップ殿下の次男であるアンドルー元王子は、近代史上、初めて逮捕された「君主の家族」となり、思わぬ形で歴史に名を残すこととなった。 その日のうちに釈放された「元ヨーク公爵」は長年、少女買春などの罪で起訴され、勾留中に死去したアメリカの富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との親交が問題にされてきた。その元王子はイギリスの「貿易特使」を務めていた当時、エプスタイン元被告に機密情報を漏らしていた疑いがあるという。 チャールズ国王は2025年10月、弟から「王子」を含むすべての称号や肩書、敬称を剥奪し、民間人としてのその新たな氏名を「アンドルー・マウントバッテン・ウィンザー」とした。 そして、元王子は数週間前、約23年にわたって暮らしてきたウィンザー・エステートにある豪邸、ベッドルームが30室ある「ロイヤル・ロッジ」から退去。ノーフォーク州のサンドリンガム・エステート内に建つ新たな住まいの準備ができるまでの一時的な滞在先、「ウッドファーム」に移っていた(これらのエステートは、王室ではなく君主個人の所有地)。フィリップ殿下のお気に入りだったウッドファームで元王子を逮捕した後、警察は2軒の邸宅の家宅捜索を続けているという。