福岡市・中洲を中心に、違法薬物を密売していたグループの指示役とみられる男が逮捕されました。警察は大量の違法薬物を押収していて、暴力団が関与しているとみて調べています。 大麻取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区の会社員、稲永優我容疑者(25)ら3人です。 稲永容疑者らはおととし9月、福岡市中央区平尾の路上で、大麻を含むおよそ140グラムの植物片などを営利目的で男3人に譲り渡したなどの疑いです。 警察はおととし9月以降、違法薬物の密売人やその客あわせて17人を逮捕していて、その後の調べで、稲永容疑者が密売を取り仕切っていた疑いが浮上したということです。 稲永容疑者は、福岡市・中洲の飲食店で知人を通じて密売人を募集。複数の密売グループをつくり、中洲での違法薬物の取引を意味する「中洲手押し」という隠語などをSNSに投稿して客を集め、秘匿性の高い別のSNSで販売の指示や客との連絡をとっていたとみられています。 ■山木康聖記者 「警察は大量の違法薬物を押収していますが、発覚を免れるため、保管場所を転々とさせていたとみられています。」 グループが拠点としていた民泊施設やマンションの一室などからは、乾燥大麻5.5キロのほか、違法薬物の錠剤1100錠などが押収されています。 警察は違法薬物の量などから、背後に暴力団が関与しているとみて調べています。