“被害者のスマホ” 持つ姿防犯カメラに 男は現場戻り警察に通報、第一発見者装ったか 京都強盗殺人

京都市山科区で男性を殺害し、現金などを奪ったとして通報した男が逮捕された事件で、事件当日、男が男性のものとみられるスマートフォンを持っている様子が防犯カメラに映っていたことがわかりました。 きょう(27日)強盗殺人などの疑いで送検された、京都市山科区に住む櫻木清容疑者(55)。事件があったのは去年10月のことでした。 櫻木容疑者は、近所に住んでいた寺田憲司さん(当時81)の自宅に侵入し、胸などに何からの暴行を加えるなどして殺害した上、現金数十万円やスマートフォンなどを奪った疑いです。 司法解剖の結果、寺田さんは肋骨が数十か所折れるなどしていて、死因は出血性ショックでした。 亡くなった寺田さんを知る人 「人柄はいいですよ。明るい人で、残念というかショックですね」 櫻木容疑者は施錠されていなかった勝手口から侵入し、犯行に及んだとみられています。事件が発覚したのは一本の通報でした。 通報 「すごい音が聞こえたので家に入ったら、男の人が倒れている」 実は、この通報をしたのが櫻木容疑者だったのです。 櫻木容疑者はしばらく現場に滞在した後、徒歩で自宅に戻り、バイクで再び現場へ向かったとみられています。その後、警察に通報していることから、第一発見者を装う目的があったとみられています。 警察によりますと、櫻木容疑者が通報前、寺田さんのものとみられるスマホを持っている様子が現場近くの防犯カメラに映っていたこともわかりました。 2人の接点は? 蔦 遥香 記者 「男は被害者の男性の住宅から北東に約300メートル先にある、こちらの飲食店を経営していたとみられています」 櫻木容疑者を知る人 「気さくな感じの方だったので、ビックリしかないですね。今年に入ってからも店をされてたみたいですし。コロナの時も店をされてたので、もうかっているのかなというイメージ」 櫻木容疑者は現場近くで飲食店を経営していた一方、寺田さんは地元の土地を多数所有する地主として知られていて、警察は櫻木容疑者が寺田さんを一方的に知っていた可能性もあるとみています。 また、寺田さんが持っていたバッグが、この飲食店近くの路上で発見されていました。 こうしたことから、警察は櫻木容疑者から任意で事情を聞くなどし、きのう(26日)、逮捕に至りました。 調べに対し、櫻木容疑者は黙秘していて、警察は詳しいいきさつを調べています。

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