米ニューヨークの連邦地裁は3日、プルトニウムなどの核物質を密売しようとした罪に問われた日本国籍のエビサワ・タケシ被告(61)に対し、禁錮20年の判決を言い渡した。米司法省が同日、明らかにした。 同省の発表などによると、米麻薬取締局(DEA)は2019年ごろから捜査を開始。捜査の過程で、エビサワ被告はDEAのおとり捜査官の協力者に対し、プルトニウムやウランの売却を持ちかけたという。 エビサワ被告の共犯者から捜査官に示された核物質のサンプルからは、ウランや、兵器利用できるレベルのプルトニウムなどが検出されたという。ほかにも、違法薬物の取引をおとり捜査官に持ちかけていた。 司法省によると、2022年4月に逮捕された。公判では起訴内容を認めていた。(ニューヨーク=田中恭太)