業務妨害の疑いで逮捕されたのは、米沢市矢来二丁目に住む理学療法士の男(31)です。※画像は発生当時のもの 警察によりますと、男は1月20日の午後0時45分ごろ、米沢市本町一丁目にある空き家の敷地内から自身のスマートフォンで110番通報をしました。 そして、警察に対し「荷物を取っているときに、後ろから急にカッターみたいなもので首などを切りつけられた。犯人はすぐに逃げていった」などと、嘘の話をした疑いが持たれています。 この通報を受け、警察は傷害事件として現場の鑑識活動や犯人の捜索、交通検問を行ったほか、近くの小学校の登下校時間帯に警戒活動を実施しました。 男は通報時から1月28日の午後4時ごろまでの長期間にわたり、警察官の正常な業務の遂行を妨害したとされています。 その後の捜査の結果、被害は男の虚偽だったことがわかり、警察はきょう午前7時51分に男を逮捕しました。 ■悪質な行為が続く 山形県内で自作自演の「狂言」が相次いでいる事態を重くみて、山形県警が異例の声明を、4日に発表しました。 警察は4日、強盗被害だとウソを言い警察の業務を妨害した疑いで、上山市に住む24歳の無職の女を逮捕しました。 この逮捕を受け、山形県警の阿部喜彦刑事部長は異例のコメントを発表しました。 「いわゆる狂言強盗が相次いで発生している」とした上で、「警察に虚偽の犯罪被害を通報し、大量の警察官を動員させて犯人の捜索や住民安全対策に従事させることは、警察活動に大きな支障を及ぼす」さらに「悪質な行為」と強調しました。 ■看過せず取り締まる この地域住民に大きな不安を与える極めて悪質な行為に対し、コメントでは「決して看過せず、厳正に取り締まっていく」としています。 警察がこのような強いコメントを発する背景となったのが、今回、業務妨害の疑いで逮捕された上山市高野の無職の女(24)による事件です。 警察によりますと、女は去年12月1日の午後4時50分ごろ、同居する家族を通じて「自宅に入り込んだ泥棒から殴られ、現金が入った財布を奪われた」とうその通報をしました。