NHKの報道局スポーツセンターに勤務していた中元健介チーフディレクター(50)が、不同意性交などの疑いで逮捕され、局内に衝撃が走っている――。 同局によると、中元容疑者は今年1月4日に東京都渋谷区内で、通行中の女性にわいせつな行為をしたとして不同意性交等の疑いで、3月5日に逮捕されたという。 警視庁渋谷署によると、中元容疑者は1月4日午後2時15分ごろ女性に声をかけてビルに連れ込み「俺、危ない物持ってるから」などと脅し、わいせつな行為をした疑いがもたれている。 NHKは6日、同局で緊急会見を行い、安保華子理事は「このたびは本当に申し訳ありませんでした。被害にあわれた方の人権を傷つける、許されない行為」と謝罪。中元容疑者が所属していたスポーツセンターの松元良祐センター長によると、犯行のあった同容疑者の休日出勤日。犯行後、現場と同じ渋谷区にある同局に出勤し、編集作業などをしていたという。 いったい中元容疑者とはどんな人物なのか――。NHK局員によれば、福岡の進学校を卒業後に上京し、都内の一流大学を卒業。2000年に入社後は主にスポーツ番組の制作に携わってきたという。事件後も普段通り勤務し、ミラノ・コルティナ五輪に関連した業務なども行っていた。 「黙々と仕事をこなす真面目でおとなしいタイプ。同僚の間でも『まさか、あの人が』と驚かれている。局内で聞き取り調査がありましたが、異変などは誰もわからず。五輪期間中もいつもと変わらず普段通りに仕事していましたから」(同) 同局広報部も取材に「逮捕までおかしな様子などに気づいた者(上司、同僚などは)はいませんでした」と回答した。 また、局内で噂になっているのが〝アリバイ疑惑〟だ。中元容疑者が事件を起こした日は日曜で、犯行後に休日出勤していた。 「もともと出勤が決まっていたら、そんなことをするのか疑問です。編集作業などは比較的自由な勤務なので、わざわざ出勤にしたとのでは、という声も出ている。事件が明らかになった際、その日は〝局で仕事をしていた〟というアリバイのために休日出勤していたのでは、と」(同) 中元容疑者の休日出勤について、事前に会社や上司に許可を取っていたのか、もしくは自主的に休日出勤にしたのかを聞くと、「(現時点で)把握しておりません」と回答。最後に「詳細は調査中ですが、事実関係を早急に確認したうえで厳正に対処していく」とコメントした。