■アンドルー元王子も「スペア」で同類 ヘンリー王子(41)がこのところイラ立ちを隠せないでいる。それは、父・チャールズ国王の実弟のアンドルー元王子(66)が2月19日に逮捕されたことに関係がある。元王子の容疑は、イギリスの特別貿易代表として派遣された世界各国で得た機密情報を性犯罪や人身売買罪に問われた故・エプスタイン元被告に流したとされることだ。アンドルー元王子は一貫して否定しているが、情報を渡す代わりに元被告から女性を与えられていたとされ、それを思わせるショッキングな写真も明るみに出ている。 ヘンリー王子はかつて暴露本「スペア」のなかでも少し漏らしたように、自分がアンドルー元王子と同類と見なされていることに腹を立てているのだ。ヘンリー王子は結婚前には軍務に10年ほど就き、多くの慈善活動に参加したが、真面目に職務を遂行し、不正行為に手を染めたことはなかった。 さらに、アンドルー元王子はエプスタイン元被告との関係を問われて、全ての称号を剥奪されて以降も豪邸に長く住むことを許され、退去したのはつい昨秋のことだが、ヘンリー王子は王室離脱後に安全と住居を失った。メーガンさん(44)とアメリカに渡ったが、警備はつかないし住居も与えられなかったのだ。 ■「アンドルー元王子はずるい」 「何という不公平だろう」とヘンリー王子は憤っている。アンドルー元王子は手厚く保護されたのに、自分は追放された。それに比べ、元王子は何年も王室から守られてきたではないか。「元王子はずるい」「王室は彼に甘い」と訴えている。 そんなヘンリー王子の訴えに対し、国民からは、ヘンリ-王子への同情の声は全く上がってこない。ただ、英王室がアンドルー元王子をかばった証拠が万が一明らかになれば、国民の英王室を見る目は変わるだろう。英王室は「開かれた王室」を目指しているが、さらに透明性と説明責任が必要になってくる。 いま、ウィリアム皇太子(43)とキャサリン妃(44)は、「あらゆる面で間違いは許されない」というプレッシャーを感じ神経をすり減らしていると言われる。王室メンバーのたった一人でもスキャンダルを起こせば、それまでの努力はすべて無駄になるからだ。