「捜査のあり方というのは時代ともに変わる」元警察官僚・棚瀬誠が語る、隠蔽捜査シリーズの魅力

捜査の現場は、時代の変化とともに新しい課題を突きつけられてきた。 スマホやSNSの普及により、一般市民が撮影した映像やネット上の情報が、事件の重要な手がかりになる場面も増えている。 一方で、従来型の捜査の重要性が失われたわけではない。聞き込みや張り込みといった「足で稼ぐ捜査」は、今も事件解決の基盤となっている。 こうした「旧」と「新」が並存する捜査の実態を、現場の内側から見てきたのが元警察官僚の棚瀬誠氏である。 兵庫県警で刑事部長を務め、警察庁ではサイバー捜査の中枢を担ってきた棚瀬氏は、「捜査のあり方は時代とともに変わる」と語る。 暴力団抗争、国際犯罪、サイバー犯罪といった経験を踏まえつつ、今野敏さんの「隠蔽捜査」シリーズをどのように読み解くのか? 主人公・竜崎伸也の姿勢や、若い捜査官との関係性、そして現代的な捜査手法の現状について、棚瀬氏に話を聞いた。

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