オスロのアメリカ大使館での爆発事件、兄弟3人逮捕

ノルウェーの首都オスロにあるアメリカ大使館前で8日未明に発生した爆発に関連して、現地警察は11日、ノルウェー市民の兄弟3人を逮捕したと発表した。 捜査当局は、大使館の入り口に設置された即席の装置が爆発を引き起こしたとみている。被害は軽微で、負傷者は報告されていない。 ノルウェー警察で捜査を主導するクリスティアン・ハトロ氏は11日に記者会見し、「テロ爆破」の疑いで逮捕した兄弟3人はいずれも20代で、イラクに関係があるノルウェー国籍の人物だと明らかにした。3人とも、前から警察に知られていた人物ではないという。 ノルウェー公共放送NRKによると、このうち1人は、当局が以前に画像を公開していた容疑者とみられるという。 当局は、外国政府の関与の可能性を含め、犯行動機について調べているという。 「何より大事なのは、(容疑者から)事情を聴くことだ。そのうえで何がどうなるか見ていく」とハトロ氏は述べた。 捜査当局が今週初めに公開した画像に加え、事件発生時にグーグル・マップに掲載されていた動画についても、捜査員たちは調べている。 地元メディアによると、すでに削除されたその動画には、イランの最高指導者だったアリ・ハメネイ師が映っていた。ハメネイ師は2月28日、米・イスラエルによる攻撃で殺害された。 大使館周辺の捜査では、警察が犬やドローン、ヘリコプターを投入している。大使館に対する捜査は最優先されると、警察は説明している。 ソーシャルメディアに投稿された写真には、大使館の一角にある領事部への入口の外で、雪の中にガラスの破片が散らばっている様子が写っていた。ガラスドアにひびが入り、タイル張りの地面に黒い跡が残っているのも見える。 ノルウェー当局はこの事件を「容認できない」とし、エスペン・バット・アイデ外相は、「外交使節団の安全は私たちにとって極めて重要だ」と強調した。 米国務省の報道官も、この事件について調べていると述べた。 (英語記事 Three brothers arrested after explosion at US embassy in Oslo)

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