「システムの欠陥があった」院内で起きた殺人事件の隠ぺいなどが行われた「みちのく記念病院」運営法人の杏林会が改善策を発表 トップの独断に陥らないために外部の人材加えた理事会を中心とした組織改革を発表

病院内で起きた殺人事件の隠ぺいなどが行われ、青森県八戸市の「みちのく記念病院」についてです。運営法人はトップの独断に陥らないために、外部の人材を加えた理事会を中心とした組織の改革を発表しました。 みちのく記念病院の運営法人は13日に会見を開き、病院の運営体制の改善策を発表しました。 病院内で起きた殺人事件の隠ぺいに端を発した一連の問題では、当時の理事長らが逮捕され、法人は県から医師の勤務を適切に管理できる体制の構築などを求める改善措置命令を受けていました。 法人は、不健全な病院運営について逮捕された2人のコンプライアンス意識の欠如と病院側の忖度とともに組織の構造的な欠陥を挙げました。 杏林会 石山菜穂 理事長 「前理事長の性格というのはかなりの要因だと思いますが、そもそも法人として規約が少なすぎた。なんでもかんでも前理事長が決めなければならなかった。そういうシステムの欠陥があった。勝手なことができない。そういうシステムを作ろうと思う」 改善策として、医師の勤務実態を把握するため電子管理の導入や、院内の部門責任者による会議の開催を決めました。また、監督機能を持つ理事会に外部から新たな人材を加え、ガバナンスを強化するとしています。 杏林会 石山菜穂 理事長 「業務改善報告はあくまで県に対する報告ですので、病院の業務改善はまだ始まったばかり。病院の職員としたら、何かが始まった実感はまだないと思われる。これから始まるもの」 法人では今後、コンプライアンス委員会を中心に研修や内部通報制度の整備などを進めていくとしています。 ■【写真を見る】改善策を発表する杏林会 ※「NEWS DIG」のアプリやサイト以外でご覧の方は、関連リンクから画像をご確認いただけます。

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