【AFP=時事】仏パリの警察は、パリの幼稚園や小学校でここ2週間に児童性的虐待事件が相次いで3件発覚し、容疑者の男3人を逮捕したと発表した。被害者は計12人に上るという。 一つ目の事件では、15区の学校で課外活動支援員の男が、6~9歳までの児童9人に性的暴行を加えた疑いで逮捕された。 二つ目の事件では、20区の幼稚園教師の夫が、3歳と4歳の児童2人に性的暴行を加えた疑いで逮捕された。 三つ目の事件でも、10区の学校で課外活動支援員の男が5歳の女児に性的暴行を加えた疑いで逮捕された。 パリではここ数か月、複数の学校監視員が幼稚園児に身体的または性的虐待を加えた疑惑が相次いで発覚し、既に騒動となっていた。 この問題は、22日に決選投票が行われるパリ市長選の重要な争点となっている。 社会党候補のエマニュエル・グレゴワール氏(48)は、学校監視員の研修制度の見直しを公約に掲げている。 グレゴワール氏は自身も子どものことに、アフタースクールプログラム(小学校の放課後に安全な居場所を提供し、さまざまな教育活動を行う場)で性被害に遭ったことを告白している。 一方、中道右派候補のピエールイブ・ブルナゼル氏は、自身のリストを右派候補のラシダ・ダティ氏のリストに統合して撤退することで合意しており、ダティ氏に対し、パリ市の学校監視員採用制度の見直しを公約とすることを求めている。【翻訳編集】 AFPBB News