若者もターゲットに…副業広告から20代男性が詐欺被害 「最初は報酬があった」巧妙な手口を証言

副業広告から始まったSNS型投資詐欺で、現金90万円余りをだまし取られた大分市の20代男性が、その巧妙な手口について証言しました。 ■実際に報酬も…投資話を信じて 男性は3月16日、「TikTok」に表示された副業広告にアクセス。最初は動画を視聴し、画面を撮影して送信することで数百円がサイトに入金され、報酬が実際に得られていたと話します。 被害者: 「自分も半信半疑だったんですけど、お金に余裕がなく、『動画を視聴するだけ』と書いてあったので、お金が入ってきている時点で疑いはなかったです」 その後、やり取りをしていた相手から新たな担当者を紹介されました。その人物から「暗号資産の投資が儲かるのでやってみないか」などと勧誘され、男性は指定された口座に90万円余りを振り込んでしまったといいます。 被害者: 「一度やってみようということでやってみて、作業が完了して入出金できたので大丈夫かなと思いました」 男性が利益分とされたおよそ90万円を出金しようとした際、さらに100万円の入金を求められたことから身内に相談。その後、警察に相談し被害が判明しました。 被害者: 「楽して高額収入とかいうものは、この世にはないので、汗水たらして働いた分が自分の報酬になるので気をつけてほしい」 ■ニセ警察官…手帳や逮捕状も 若者も狙われる特殊詐欺の実態。被害者はなぜだまされたのでしょうか? 今回の事件のポイントは「実際に報酬があった点」です。被害に遭った男性は、指示通りに動画を視聴することで、1回につき数百円程度の報酬がありました。その実績は架空のサイトにも表示されていました。 その後、相手から「投資を行わないと報酬割合が下がる」と告げられ、暗号資産への投資名目で数日間で合計92万円をだまし取られました。 若い世代が被害に遭う手口は、今回のような「副業詐欺」のほか、「警察をかたる詐欺」が特に多く見られます。 この手口は警察官や検察官、弁護士などをかたる人物が次々と現れるのが特徴です。時に警察手帳や逮捕状を見せて信じ込ませ、捜査名目で現金を要求してきます。

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