北九州市小倉南区のマクドナルドで中学生2人が殺傷された事件で、警察は19日、43歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。 刃物を押収したという話がありましたし、現場は緊迫していた、リビングに平然と座っていたという情報がありました。 ――逮捕に5日間かかったというわけですがこの辺りどう見ますか? フジテレビ・立石修解説委員室長: 警察関係者によりますと、最も肝心なマドナルド店内の防犯カメラ映像がはっきりしていなかった。そのために犯人を特定するのに時間がかかった可能性があります。 実は、福岡県警はこの容疑者の監視は始めていたんです。ですが、周辺住民の気持ちを考えますと、5日間というのは長いと言わざるを得ないと思います。 ――ただ、容疑者を逮捕して解明ですが、これは捜査のポイント動機を含めてどうでしょうか。 動機の部分がまだ明らかになっていません。認否としては容疑を認めている状況です。 そして接点ですが、被害者の男子中学生は全く知らない人、面識はないとみられています。 そして亡くなった中島咲彩さんとの面識もないとみて捜査していますが、関係性を含めて調べているということです。 今後、亡くなった中島咲彩さんに対する殺人容疑で再逮捕を視野に入れて捜査を進めるということです。