スマートフォンの銀行アプリを悪用し、コンビニエンスストアのATMから現金約80万円を不正に引き出したなどの疑いで8日、ベトナム国籍の男が逮捕されました。 不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕されたのはベトナム国籍で東京都豊島区に住む無職、グエン・ドゥック・テ容疑者(22)です。 県警サイバー犯罪対策課によりますとグエン容疑者は2025年8月、氏名不詳の人物と共謀し、スマホの銀行アプリを悪用して福岡市に本社を置く銀行のサーバコンピューターに不正にアクセスするなどして、都内のコンビニにあるATMから現金80万9000円を引き出して盗んだ疑いです。 グエン容疑者は福岡市の20~60代の男性3人の預金口座に不正アクセスし、最終的にこのうち2人のアカウントを用いてATMから現金を不正に引き出していたとみられています。 男性の被害相談や銀行からの届け出で事件が発覚し、グエン容疑者が現金を引き出している様子が防犯カメラに映っていたことなどから逮捕に至りました。 調べに対しグエン容疑者は「お金を引き出したことは間違いない。不正アクセス、電子計算機使用詐欺、お金を送金したことなどは分かりませんしやってません」などと話しているということです。 グエン容疑者は留学生として来日し「現金の引き出し役」だったとみられ、スマホには指示役とのやりとりが残されていました。 警察はこの指示役についても捜査を進めています。 県内では銀行のアプリを悪用したとみられる同様の被害相談が約30人から寄せられているということで、警察が確認を進めています。