中学生殺傷事件 男の自宅から“黄色いサンダル”押収

福岡県北九州市で起きた中学生殺傷事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された男の自宅から「黄色いサンダル」が押収されていたことが分かりました。中継です。 捜査本部が置かれている小倉南警察署です。黄色いサンダルは事件当時、現場から逃走した男が履いていたとされていました。 捜査関係者によりますと、殺人未遂の疑いで逮捕された平原政徳容疑者の自宅から、警察の家宅捜索で黄色いサンダルが押収されました。警察は平原容疑者が事件当時履いていたとみて調べています。 また自宅からは複数の刃物が押収され、事件との関連を調べています。 警察は防犯カメラの映像などから平原容疑者が現場に黒のワンボックスカーで来て、事件後にもこの車で逃走したとみていますが、同じ車とみられる車両が事件前に周辺を周回するようすが防犯カメラに映っていたことも捜査関係者への取材で新たに分かりました。 警察は平原容疑者が事前に機会をうかがっていた可能性もあるとみて調べています。 平原容疑者は男子中学生を刺したことを認めていて、20日午後送検される予定です。 警察は死亡した中島咲彩さんについても平原容疑者に刺されたとみて調べを進めています。

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