約1年前、佐賀市の児童福祉施設で職員が保護者に切り付けられ死亡する痛ましい事件が発生しました。14日この施設で不審者の侵入を想定した訓練が行われました。 訓練は、不審者が侵入した場合に警察が駆け付けるまでの適切な対処を身に付けてもらおうと、佐賀市にある児童養護施設「聖華園」で行われたものです。 この施設の敷地内にある乳児院で去年5月、娘に会いに来た母親が女性職員を切り付ける事件が起き、職員はその後死亡しています。 14日は、県警OBの笹川信義さんが指導者となり、来園者が急に暴れ出した場合などを想定した訓練が行なわれました。 笹川さんは保護者との面談で相手が立ち上がり殴ろうとしてきた場合は、机やパソコンを使って体を守ることやさすまたは、複数本使い相手を押さえつけることなどを伝えました。 【職員】 「きょう聞いたことを頭に置いて、その部屋に何があるか把握しながら気にかけていけたらなと思う」 【職員】 「ファイル一つでもあれば、ああいうかわし方ができるんだと勉強になった」 この事件をめぐり職員を切り付け死亡させたとして逮捕された中国国籍の李綽楹被告は殺人などの罪で起訴されています。