死後4カ月 信者のミイラ化遺体を前に「まだ生きている!」 「ライフスペース事件」グルが施した「800万円」治療の狂気

この3月にも、東京高裁で世界平和家庭統一連合(旧統一教会)に解散命令が下されるなど、宗教団体のあり方を巡る問題は、常に社会の重要テーマであり続けている。これまでもオウム真理教や、法の華三法行、幸福の科学など社会と軋轢を起こす宗教団体の例は少なくなかったが、今から27年前の1999年に教祖が殺人罪で起訴され、大きな注目を浴びたのは「ライフスペース」なる団体であった。病に伏す信者に奇怪な“治療”を施し、死に至らしめてもなおそれを認めず、遺体をミイラ化させる――。ノンフィクションライターの高橋ユキ氏が当時の雑誌記事などを基に、この極めて異様な犯罪を振り返り、狂信的な宗教団体が陥る危険性について考察する。 【前後編の前編】 【高橋ユキ/ノンフィクションライター】 ***

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