京都府南丹市で市立園部小5年だった安達結希(ゆき)さん=当時(11)=が行方不明になり、その後遺体で見つかった事件で、京都府警は28日、死体遺棄容疑で逮捕した養父の安達優季(ゆうき)容疑者(37)を立ち会わせて事件の関係先を確認した。捜査関係者への取材で分かった。安達容疑者の供述について裏付け捜査を行ったとみられる。 安達容疑者を乗せた警察車両は同日午前、結希さんと同居していた自宅の周辺や、結希さんの「ランリュック」と呼ばれる黄色の通学かばんが見つかった山中の近くをまわった。現場付近では規制線が張られ、進入を制限した。 安達容疑者は3月23日朝ごろから4月13日午後4時45分ごろまでの間、結希さんの遺体を南丹市内に隠した後、同市園部町の山林に遺棄した疑いで、16日に逮捕された。 府警によると、結希さんの遺体は13日、市内の山林であおむけに倒れた状態で見つかり、隠されたような形跡はなかった。着衣は3月23日に行方不明となった際の服装と一致していたが、靴は履いていなかった。 捜査関係者によると、安達容疑者は逮捕前の任意の聴取に、結希さんについて「首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしているという。遺体は司法解剖の結果、刃物による大きな外傷などは見当たらず死因は不詳で、府警は慎重に捜査を進めている。