88歳の母親に暴行を加え殺害した疑い 64歳の長男を逮捕 男は数年前から母親を介護か

去年12月、千曲市の住宅で88歳の母親に暴行を加え殺害した疑いで、64歳の長男が17日、逮捕されました。逮捕された男は数年前から母親を介護していたとみられています。 殺人の疑いで逮捕されたのは、千曲市羽尾の無職、大谷善保容疑者64歳です。 警察によりますと去年12月5日から翌日までの間に千曲市羽尾の住宅で、同居する母親の芳子さん88歳に暴行を加え、殺害した疑いが持たれています。大谷容疑者は容疑を否認しているということです。 当時、大谷容疑者と芳子さんはこの家に2人で暮らしていました。去年12月6日の午後に自ら消防に通報し、駆けつけた消防が意識のない状態の芳子さんを病院に搬送。 その日のうちに死亡が確認されました。殴られたような痕があったことから病院から警察に連絡があり、警察が捜査していました。 リポート 「近所の人によりますと、容疑者は就職先の関東方面からここ数年の間に自宅に戻り、母親の介護をしていたということです」 近所の人は 「(大谷容疑者は)他県で警察官やってておうち戻られたので、(芳子さんは)デイサービス行き始めてからもう全然出歩かなくなっちゃった」 芳子さんの全身には、骨折などのけががあり、死因は外傷性ショックでした。警察は当時の状況や動機などについて調べを進めています。

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